拷問作業!ヤドカリの貝殻・大きさと種類で分類。

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予想外に・・極小ヤドカリが大量発生」の記事でご紹介したように、水槽内に超小型のヤドカリが増えてしまいました。

小学校1年生の頃に初めてオカヤドカリを飼育して以来、ずっとヤドカリ好きとして生きてきたので貝殻のストックは大量にあるのですが・・・生まれたてのヤドカリの引っ越し用に小さな種類を用意しておかねばなりません。

健やかに成長してもらうためにも、そして雑多にストックしていた貝殻を整頓するためにも、この機会にしっかり仕分けをしてみようではありませんか。

オススメはアクセサリー製作用

まずは生まれたてのヤドカリ用に小さな貝を用意しましょう。

海から拾ってくるのもアリですが、浜に行っても転がっているのは二枚貝ばかりでヤドカリが入れるような貝殻を探すのは困難。

しかし今は便利な時代になりましたので、ネットで購入がよろしいかと。

このように「ヤドカリ用の宿替え貝殻」として販売されているモノもありますが・・・市販されているヤドカリの生体にあわせてサイズ設定されているのでSサイズでも大きすぎます。価格も高いです。

そんな時にオススメなのが、アクセサリー製作用に販売されている貝殻。

複数の種類が詰め合わせになっている物や、特定の大きさと種類の貝だけのパックがあります。

このように様々な種類が入ったものの場合、ヤドカリに適さない貝殻なども入っています。しかし種類やサイズなどのバリエーションを豊富に手に入れる事ができます。

中には二枚貝が多く入っているセットもありますので、ご注意を。

単一の種類だけでパックされている物ならば、欲しいサイズで、気に入った種類の貝殻を手に入れる事ができます。ただし、大抵が数十個単位なので・・・同じ貝殻だけ大量に抱えることになりますけど(笑)

なお、アクセサリー製作用として販売されている貝殻は、漂白処理を施されている場合が多いです。そのまま水槽に入れたりせず、しっかりと洗浄してから使用しましょう。

仕分け開始

白い貝殻

複数種類のセットと単種類のものをいくつか購入し、まずは概ねの大きさで分けてみました。

同じような見た目の貝殻が大量に入っています。

極小

こっちは極小の貝殻。米粒サイズのものまで入っています。

さてさて。成長に応じて投入できるように、小さいものから順に並べていきます。

並べ中

くそう…どいつもこいつも同じような見た目しやがって・・・

ヤドカリは種類によって好む貝の種類も違います。大きさは適正サイズなのに、ちょっとした形状の違いで気に入ってくれない場合も多いです。

平べったい貝(マガキガイなど)を好むベニワモンヤドカリなどは別として、ノーマルなタイプのヤドカリでも個体ごとに好みがあったりもします。

ある程度成長に差が出てくれば互いにお下がりで交換していってくれるので、とりあえずサイズと種類で1個づつを段階的に並べてみます。

並べています

ひぃ・・・ひぃ・・・・眼が痛い…。肩がこってきた…。

2つを手に取り、大きさを比べ・・・必要なほうを置く。再び2つを手に取り、大きさを比べ・・・いらない物は戻す。

そんな作業の繰り返しで徐々に精神が蝕まれてきました。なにせ全部で数百個ありますから…。しかし並べている写真はなんかオシャレで良いですな。

仕分けたら、使いやすいように小分けのケースに入れておきます。

小分け

最小の物は【貝殻長1m・貝口幅0.3mm】です。このくらいのサイズの貝殻はサンゴ砂に混ざっていたりしますので、水槽立ち上げ時などに探して確保しておくと良いですよ。

終わりに・・

さきほども軽く触れた事なんですが、とにかくヤドカリの貝殻の好みはワカランです。

先ほども触れましたが「ベニワモンヤドカリはマガキガイなどの口が横長の貝に入る」など、種類によって貝殻の好みが決まっている場合もありますが…完全に同種のヤドカリでも好みの差が大きいんですよね。

大量ストックしていた貝殻の中には「過去にコレを使うヤドカリはいなかった」という種類の貝殻もあります。カタツムリ状の丸くてぐるぐる巻きのヤツがそれなのですが、今回の生まれたてヤドカリの中でそれを使うヤツが現れたりしています。

なんなんでしょうね。変人・・いや、変ヤドカリなんですかね。

まぁ人間でも「絶対にこんな家に住みたくねぇよ!」ってな家に好んで住んでる人もいますし、私も「こんな恥ずかしい乗り物によく乗れるね」みたいな乗り物でいつも行動していますし・・・・。

本人が良いなら良し。ってトコでしょうか。

横長貝殻

しっかり育っていってくれ。マメヤドカリ達よ。。。

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