ヨコエビ投入祭りだワッショイ!横海老屋さんから購入
気温もかなり暖かくなり、ネット販売などで生体を購入するのに良い気候になってきました。この時期を過ぎると今度は暑くなりすぎて、生体の長距離輸送が怖い時期になってしまいます。
と、いう事で・・可愛いヤツらに美味い食べ物を確保しておこうと、また活ヨコエビを購入しました。
今回もまた、いつもお世話になっている【横海老屋】様から。マメにやりとりができて、とても信頼できるお店です。
ヨコエビ到着
今回もヨコエビを2パック。しっかり丁寧な梱包でご到着。
もう大量にワラワラしています。さぁさぁ、急いで水合わせ開始せねば。
どぼーん。微生物ストック用の水槽を使って水温を合わせます。エアレーションをかけながら、ゆっくり・・1時間に2~3℃くらいのペースで上げていきます。
こちらの横海老屋さん、とにかく入っている量がすごいんですよ。しっかり海草も入れてくれているので、大好きなワレカラもくっついていました。コイツ、動きが激しく気持悪くて可愛いのう。
そして待つこと数時間・・・・
水温が合ってきたのでスポイトで多少の死骸やゴミを取り除きつつ、そのぶん少しづつ水槽の水を入れていきます。普通に生体を購入してきた時と同じような感じですな。餌用のヨコエビを入れるのに、ここまでやる人はいないかもしれませんけど。
実は私の生息している地域は発送元からちょっと遠いため、発送日の翌日午前中に受け取る事ができず、死着の保障外となってしまっています。ですが、ここまでの段階で死骸はかなり少ないです。とても元気なヨコエビを丁寧に送っていただいてるおかげでしょう。感謝。
さぁ放つのじゃー
水合わせ完了、待望の水槽開放の時間がやってまいりました。
まずは入っている海草を使って飼育水槽に解き放ちます。この瞬間、ヨコエビがぶわーっと水槽に広がっていく瞬間がとてもタマランチ会長ですな。
人によってはちょっとキモい写真になるのでご注意を。
まさに「ワッショイ横海老祭りの会場はコチラだよ!」といった雰囲気。
水槽に興味が無い人が見れば大量に虫が湧いているようにしか見えず「うげー、びっしりで気持悪い…」と思いそうな写真ですが、マニアックなマリンアクアリストが見ればテンション上がる光景だったり。
「ヨコエビ」と一括りに呼ばれていても多数種類があるので、全ての種類がそうではないですが・・・なにげに彼ら、すごく掃除能力が高いんです。
水槽に解き放って少したつと、面白いくらい汚れている場所に集まってきます。
こんなガラス面のすみっこの汚れとか・・・
こういうパイプ等にこびりついた部分まで、群がる群がる。そしてどんどん綺麗にしていきます。
もうシッタカ貝など比べ物にならないほどの戦果をあげる、脅威の人海戦術。まさに数の暴力といった感じ。
マガキガイにもびっしりくっついてます。かなり汚かった貝殻が、見違えるくらいピカピカになっていました(笑)
餌としての投入よりも、定期的に掃除係としての投入を考えたいほどです。
残りは大事に・・・
複数の飼育水槽にある程度放出したら、残りは微生物ストック水槽(その1)で大事に飼育します。真ん中にあるおかしなオブジェはフトユビシャコの家です。
餌として購入するヨコエビですが、飼育対象としても可愛くて楽しいのですよ。今までいろいろ与えてみましたが、乾燥ワカメが大好物なようです。
びっしりキテます。
1~2時間ですっかりペラペラの透明になり、翌日には跡形も無く食い尽くしています。
投入後まだ広がってもいないうちから、これでもかと群がります。この光景を「可愛い」と思うか「気持悪い」と思うか、そのへんが変人の境目でしょうか。。。私はもうキラキラした目で観察してしまうくらい可愛いですぞ。
あとがき
本当ならばずーっと飼育して繁殖させ、増えたぶんを餌として・・・という流れが理想なのですが、やはり喰うペースのほうが早いので減るんですよね。
魚だけでなく、フシウデサンゴモエビやキャメルシュリンプなどの甲殻類も食べるんですよ、ヨコエビを。小さいヤツしか食べられないようですが、かなりバクバクいきます。
そして確保しておくための微生物ストック水槽なのに、そこに住むシャコまでもがヨコエビを食っていくという…。
夏になる前の今、イキの良い微生物を購入できるうちに大量に購入しておくべきですかなー。餌としてだけではなく、可愛い飼育対象として大量にワラワラさせて観察したいし。
そしてまた水槽を増やさねばならぬのか・・・。
今回ヨコエビを購入した「横海老屋」様はコチラから
http://www.yokoebi.com/