久しぶりの生体追加【イシヨウジウオ】

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皆様おはようございます。もう昼ですけど。

今年の春から本格的に職変えした関係で、水槽で遊べる時間が非常に少なくなってしまい・・・。4月にヤリテングを迎えたのを最後に、新たな生体を入れることなく現状維持の状態が続いていました。

その間にできた事と言えば、くだらない陸地付き水槽を制作したくらいで・・・。

参考記事⇒陸地付き海水水槽を作る!【戯れ水槽工作シリーズ】

多少仕事に余裕がでてきたので、このたび約半年ぶりに新たな生体をお迎えする事となりました。

イシヨウジウオ

イシヨウジウオ2

2か月ほど前、近所のショップで発見したイシヨウジ

底棲・プランクトンフィーダー・独特のルックス、という私の大好物要素を備えた魚だったのですが、とにかく忙しい時期だったので横目で見るだけでした。

その時はゆっくりスルスルと優雅に、水槽内を這いまわっていたのですが・・・・

いじめ、カッコ悪い

発見時はライブロックを多めに入れた45cmキューブ程度の水槽に、サンゴやヤドカリなどと一緒に入れられていました。

先週、久しぶりに同ショップを訪れた際に「もう売れたかなー」と覗いてみると・・おお、以前と同じ水槽にまだ残っています。

しかしギッシギシに多くの生体が追加されており・・・・スルスルと移動すると「こっち来るなっ!」とスズメに突っつかれ、逃げた先でも他の魚に突っつかれ・・・さらにデカいヤドカリがワサワサ来てまた逃げる・・・と、もう見ていて可哀そうな状態。

「こういうナワバリ意識強い系の魚達と、気弱なプランクトンフィーダーを一緒に入れるなよ!」

と思いましたが、こちらの受け入れ水槽の都合で救ってあげる事ができず・・・後ろ髪ひかれながら帰宅しました。

しかし、どうにもあのイジメられている姿が忘れられない。。。

1週間後・・・

再び、ショップを訪れてみました。真っ先にイシヨウジのもとへと走ります。

「あああ・・・・」

まだいました、が・・もうスルスル動いたりしていません。水槽のすみでじーっと止まっています。

するとそこへスズメ野郎が寄ってきて、また突っつきます。

「おいおい、隅でじっとしているだけだろ、この野郎!焼いて喰うぞっ!」

・・・もうダメです、このままではコイツは死んでしまう。救わねば。おーい、店員さーん。

ようこそワンダーワールドへ

イシヨウジウオ

連れ帰ってきました。お値段は¥1280。

本当は新たに水槽を用意して、ゆったり過ごせる環境で受け入れてあげたいのですが・・・予定外のお迎えなので、底面濾過60cm水槽に迎えます。スポッテッドマンダリンを飼育している水槽です。

まずは水温を合わせながら、比重をチェックしてみましょう。ここの店はヤバい数値な事が多いので、油断できません。えーっと・・・1.02・・・9!?!?

なんじゃその濃さはっ!!

以前、エビ類を購入した時にかなり薄い海水だった事もありましたが、今度は濃すぎ。ケイン濃すぎ。相変わらずデンジャラスなお店です。もちろん店名は出しませんよ。

この差では水合わせにかなり時間がかかりそうです。うう・・・・。

5時間後・・・

水合わせカゴから水を抜き、1スポイト(30cc)の飼育水を入れ、しばらく放置。ヨウジの様子を観察し、落ち着いたら再び30cc入れ替え・・・その繰り返しで、やっと1.025まで下がりました。

スポイトを握ってじーっと観察しながら、水合わせすること約5時間経過です。もういい加減、魂が抜けそうになってきました。

でもねぇ。ひどいイジメにあっていた可哀そうなイシヨウジウオ。大事に大事に、愛情をもって迎えてあげたいじゃないですか。

あと少し、完全に一致させるまで、もうちょっとだけ頑張ってくれっ。

水槽内へ放流・・・

どうにか飼育水槽内へ放流までこぎつけました。長時間狭いとこに閉じ込めててゴメンよー。

まだ元気がありませんが、もともと激しく動き回る種でもないので・・・しばらく様子見です。

この水槽には魚類はスポッテッドマンダリン1匹のみ。あとはハナビラタカラガイ・フシウデサンゴモエビ・マガキガイ・ヤドカリ類、が同居しています。

このスポッテッドマンダリンは約2年、魚類とは混泳させず、のびのび自由に太りまくっているので・・・問題なく受け入れてくれるか、ちょっとだけ心配です。

ドキドキしながらじっと見守りますが、なかなか出会ってくれません。マンダリンは後ろのほうで餌探しをしています。おっ・・・きたっ!ついに出会いの時が・・・・

出会い1

「・・・・?」

どうだ!?ヘンな白くて長いのが見えるだろ?仲良くできるか?威嚇とかするなよっ。

出会い2

「ぷいーん・・・」

完全スルー!!全く興味なし!(笑)

この後も何度か接触するまで見守りましたが、近づこうが身体が触れようが、気にしたそぶりもありません。偉いぞマン太郎。

イシヨウジのほうはトラウマがあるのか、近くに来られると少しビビリ気味です。

大丈夫、ここにはキミをいじめるようなヤツはいないぞ。のびのび生きて、このマンダリンのように太るが良い。

今回はここまで

まずは無事に迎える事ができました。同居も問題なし。食性も同じなので、給餌の面でも助かります。

これからしばらく飼育し、いろいろと実体験を積んだ後に飼育情報として記事を起こしたいと思います。

時間に余裕ができたので、そろそろヨコエビも注文せねば。。。

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